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▼大柳の木地顛末

大柳の木地顛末/
遅れてやってきたが遂に初雪が降った。

気温もグッと下がり、いつもの様な師走の様相である。

大柳の始末の毎日で、70ccのチェーンソーの重みで腰に負担が掛かったのか、常に鈍痛を

感じる様になった。



結局、柳の木地は使える部分が少なく、費用対効果は最悪で4分の3が使えない部材となった。

乾燥やカビの被害を少なくしようと、自宅車庫に運びしっかり管理する事にした。



乾燥を抑えようと密閉空間で安置するとカビが繁殖するので風通しの良い室内に保管するか、乾燥する前に

生木のうちに作ってしまうのが良い。日の当たる軒下ぐらいでは駄目である。

木口に割れ防止剤を塗布する事も検討している。





途中にしていた金峰山六所神社の獅子風の仕上げを行った。

欠損していた耳を六所神社風に仕上げ、経年劣化調に彩色し、宮内熊野神社風の和紙を重ねて細かく切って

タテガミを作り取り付けてた。塗料の臭いが消えれば完成である。










2022/12/04 16:34 (C) 獅子宿燻亭10
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