▼何でもカスタマイズ2008/09/24 07:33 (C) ものづくりノート
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前にも紹介した「実体顕微鏡」。
ちょっと形が違うでしょう。
そう、勝手に改造したものです。
(勝手といっても、大事なレンズ部分には手を加えていません)
使いづらいのを使いやすく。
これが大事なのです。
使いづらいのに気がつかない。←これも往々にして多い現象。
(この機械はこういうものだとか、この機械はこうだから仕方が無い)
そうではなくて、自分はこうしたい。
こう使いたい。 そう思うのが大事です。
だって機械とかそういうのって、万人向けにしか作っていないはずです。
ということは誰にでも使いやすいようになっている?のです。
極論すれば、右利きも左利きも両方使いやすいように、折衷かもしれない。
自分に合った道具を探すか、自分に道具を合わせるか。これで他社との差別が出るはずなのです。
ちょっとした工夫、創造。積もり積もれば大きな差になると思います。
個性を前面に出す人、多いけれども、自分の道具を使いやすくする本当の個性を持っている人、何人いるかな?
個性を「皆と違うことをする。」とか「自分のやりたいことをする」とか、間違えて居る人、結構多いような気がします。
ものづくりの場合、多くの場面では道具が仕事をします。
同じ道具を使って、他社と差をつけるのは難しい。
もっともっと道具に工夫をしてゆかないとね。
◎ 見てくれはちょっと悪いけれど、使いやすい顕微鏡になりました。
今度は少し見てくれも考えよう。