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▼どうする?弐萬圓堂

自分は目だけはいい
子供の頃は 視力検査でずーっと“2.0”だった
都会の人ごみの中でも 100m先の知人を認識できたので
嫌いなやつ いやなやつとの遭遇を事前に避けることもできた
同世代の大半は老眼鏡のお世話になっているが
私の場合 まだメガネ屋さんのお世話にならなくてすんでいる
(でも たぶん 時間の問題だとは思うが・・)

学生時代 友だちがメガネを新調すると
普通で3万円だとか5万円だとかしていて
(30年以上も昔の話でだよ!)
なんて たっけーんだろうと驚いてたもんだが

弐萬圓堂が出てきたときはびっくりした
名前に価格が入ってるのもすごいが その価格にも
メガネ屋さんの業界のことはよくわからないが 
たぶんプライス・ブレーカー的存在であったことは間違いあるまい
自分がメガネを買うなら ここだと思わせたぐらいだから
販売戦略は大当りしたんじゃなかろうか(実態は知りませぬが)
ところが
出てきあがったぜ 『眼鏡市場』
全品 18,900円ときた
(さっきTVのCMで15,750円になってた)
どう見ても 標的は『弐萬圓堂』だ
低価格競争は 今やどんな業界でも当り前だから
そりゃーどんどんバチバチやってもらえばいいんだが
弐萬圓堂さんは どうすんだろう
売られたケンカは買いたいところなんだろうが
まさか社名を『1.8萬圓堂』にはできまいし
かといって 価格を2万円に据え置くこともつらいし・・
インパクトのあったネーミングが逆に仇になってる気がする

ビジネスモデルの構築というのは ほんとに難しい
一度成功しても それが持続する保証はどこにもない
ユニクロが成功しているのはビジネスモデルのコアな部分を変えないことと
逆に先端部分を常にリニューアルしているところにある(と思う)
弐萬圓堂さんも手をこまねいているわけじゃなかろうが
なんとなく この勝負 眼鏡市場に分があるように見えるが
あったぞ 起死回生の逆転打!!

弐萬圓堂ならぬ  『X圓堂』だ まいったか


2009/12/18 12:43 (C) FPのひとりごと
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