ヤマガタンver9 > 苗代の土混ぜ

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▼苗代の土混ぜ

昨日の久しぶりの山行で、ふくらはぎがミリミリと痛い(+_+)
花粉なんだか風邪なんだか、分からない症状もあり、鼻水がゾロゾロなのである。

稲の種を蒔くための、土と肥料を混ぜた。
無化学、無農薬栽培なので、混ぜる肥料や材料にも気を使う。
成苗ポット という苗代方法なので、一般の稲の苗とも違う方法である。
一般の苗は、育苗期間30〜40日位の、幼苗〜中苗で、葉齢2.5とか3で植える。
葉齢とは、まあ、葉っぱの数であるが、
稲は、5枚目の葉っぱが出ると同時に”分けつ”が始まる。

分けつ とは、種から出た葉っぱというか茎が、1本から2本3本と分かれる事をいう。何のストレスもないと、1粒の種から256本の分けつがあるという。
これを、同心葉理論と言う。
通常、水田では1粒から5〜6本なれば多い方だが(1株5〜10粒以上)、
俺の田んぼでは、1粒16本くらいの分けつが出る。一つの株に2粒蒔くので、
田んぼでの一株は、最終32本〜40本近い。

で、我がポット栽培は、育苗期間50日以上、5.5葉分けつ1本出たところで田植えになるのである。だから、田んぼ作業の始まりは、早い方である。

混ぜ込む肥料や材料も、グラム単位の計算になる。
たとえば、
窒素成分が、1箱あたり1.5グラム必要だと、
投入する肥料の成分がN5.9P4.9K2.7だとすると、25.5グラム/1箱となる。
N5.9P4.9K2.7と言うのは肥料が持つ窒素、リン酸、カリウムの%である。
まあ、そんな計算をして、土混ぜ機に土と肥料などを投入。
ガラガラまわして、水分調整して、数日寝かし、馴染ませるのだ。

それから、種まきなのですな〜。

なんで、忘れないように帳面にしっかり記録しておく訳ですな。
これをチョンボすると、次の年大変(?_?)になる訳だ。

で、手がドロドロになるから写真もなしってことです。ハイ。
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