ヤマガタンver9 > sunshine 激しく

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▼sunshine 激しく

sunshine 激しく/
シャワーから熱い湯が降り注ぐかのような強烈な日差し。
きれいな空気のなかで、チクチクと陽が刺さる。

気持のよい日であった。

山や野の緑は、深く深く緑であり、
それは、いつもの緑よりより深く。

藍は藍より深く蒼より深し だったかな(何か変?わからん、忘れた)?
こんな音の常套句があったが、字が分らん。

今日の緑は、翠より深く碧の様・・いや 黒に近く緑であった。

ポチの散歩に薔薇の花が咲いていたのだが、その赤が心にぐさっと刺さるように赤く、その赤さは、緑が深いほど強烈であった。

我が可愛い稲たちも、やっとその本領を発揮し始めてきた。
ピョロピョロで、ヨロヨロの稲たちが、信頼に答えてため込んだ力を発散し始める。

成苗ポット・我が家                 普通苗・普通の田んぼ

      

左が我が家の田んぼ 右が一般の田んぼ

見た目は右 一般の方がすごくよさそうに見えるでしょうなぁ〜

これがね〜
左の我が家の稲は一粒か2粒の種。右は7粒の種の苗みたいです。
これからすごいのですよ、我が家のやつは・・・・。

右のはあんまり稲が増えませんが、我が家のはいっぱい稲が増えてくる。
きっと、定点でとらえた写真をアップし続けるとびっくりするくらい変化しますんで、ときどきアップさせてもらい、比較してみます。

で、いまのところ満足な成長ということですな。
我が家のは、農薬使わないから(この水田は、少農薬という事で除草剤を使用している、山形新品種「つや姫」である)、イネミズゾウムシってのが食害してるんで、少し稲が白っぽいのであるが、これは仕方がないから放っておくのである。(普通田は食害なし)



近所で鴨飼ってる農家さんが、鴨の田んぼで草取りしてる、の図。

鴨飼って、草取りしてたら鴨飼ってる意味ないのでは?と、吾輩は思ってしまうのだが、彼は毎年これをやっている。
鴨飼わないで、その分除草機押した方がいいのではないかしらと、余計な心配をしてしまうのであるが・・・・。
鴨飼っていて、田んぼが草で荒れていたら、テレビや雑誌、消費者団体の取材に格好つかないからやっているんだろうかと、愚推してしまう罪な吾輩である。(ちょっと有名な生産者団体の会員で、時々取材とか来ているようだ)

農家は(でなくとも)、深い観察と、多くの経験と、思考錯誤を重ね、少しづつ進歩・前進・進化・合理化しなければならないのである。
何故、鴨を飼っている水田に草がボーボーと出て、鴨除草が失敗に終わったのか検証し、学習し、次の作付に向かわなければならない。

決して、消費者受けするためのパフォーマンスなどであってはならない、と、俺は思っている。


俺のつくったコメは、俺のつくった米である。
この道が真であると思ったら、誰彼にパフォーマンスすることなく、
誰から評価を受けなくても、誰も見ていなくとも、自然に対し正直に向かうまでである。


嘘が嫌いである。
嘘をつかれるのも、つくのも。

だから、真実だけ・・・・疲れるけれど
曲がった事は嫌いだ。


▼sunshine

昨日梅雨入りしたから、てっきり今日は雨かと思ったら、朝から
暑くむしむし…。でも、すごく良い天気!

自然の色の表現がいいですね。心にグサッと刺さるような赤とは、刺激ありですがね…。ココロ寂しいですか…。

暑い中でのお仕事大変ですが、自然あってこその農家さんですもんね…。頑張ってくださいな。

明日は雨模様みたい…。
2010/06/15 21:32:ダッフィー
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