ヤマガタンver9 > アチャール

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▼アチャール

アチャール/
まあ、今日は昼1人、夜は誰も来ず、
勿論、昨日は昼夜なし。
なんだろうなと思いながら
でもマサーラーの仕上げをすることにした。
マサラーとは、本来、スパイスという意味があり、
そこから転じて香りの良い料理という使われ方もしています。
30数年前のインドで食べたマサーラーはカリーの上に
バーザム(アーモンド)のスライスが飾ってあるものだった。
味はカリーもマサーラーも何ら変わらないものでした。
私の作っているマサーラーは、その当時から
カリーとはベースから、マサーラーから別にしていました。

午後10時すぎからピクルスをつくりました。
インドではピクルスより、アチャールという漬け物の方が、
有名であり日本で営業しているインド料理屋では
おめにかかれないものです。
この前、本屋で立ち読みしたカレー百科ののような本に、
アチャールは酢漬けとあったが、アチャールは本来
マスタードオイルで漬けこみ、発酵させたものなのです。
このアチャールはマスタードオイルが乳酸発酵することに
よって酸味が生まれるものなのです。
吉祥寺、仙台で店をやっていた時はよく作りましたが
ジャイの日(※)に何ヶ月に1度かは作ったりしています。
自然発酵なので夏と冬とで出来る日数が違います。
夏で4日位するとブクブク泡が出てきて、かき混ぜてやると
その後2日位で食べ頃を迎えます。

ともかく今日はピクルス、山形の野菜、ルッコラとなずな、
赤大根、せんさいな、辛い青唐辛子の4種。
山形のいろいろな野菜を使ったピクルス、美しい野菜料理を
作っているが、山形市民も県民も美味しいインド料理や
ピクルスを知らないせいか、それとも知らなくてもいいせいか、
相手にされず仕舞、一人しか来ない日は終り、さて帰りましょう。
明日は火曜日お休み。
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