ヤマガタンver9 > 金剛閣スタッフブログ 月曜樋口です。vol.20

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▼金剛閣スタッフブログ 月曜樋口です。vol.20

ブログをご覧の皆様 "Bon Jour"

354日目になりました。

今年も残すところ11日です。

我が明星では一年の集大成でもある大きなイベント「美食の晩餐」が大好評にて

無事終えることができました。

これもひとえに金剛閣を支えて下さるお客様のおかげだと思います。

お客様の美味しい笑顔をみるとさらに精進しなければならないと改めて

思います。

さて、本題に入ります。

第三胃は、第一胃の中身を受け入れるかどうか判断し、受け入れたものから水分を

絞って第四胃に送る。センマイと呼ばれるのは、水分を絞るヒダがタオルを千枚

重ねたように見えるからです。

牛飲馬食という言葉があります。牛は水を沢山飲み、馬は沢山食べるという

意味です。人間の場合、おおいに食べ、飲みする人のことを言いますが

なぜ、牛は水を沢山飲むのか…

それは、第一胃の微生物が泳ぎ回るためですが、食べた餌の5倍の水が必要です。

第四胃は、人間の胃と同じです。自ら消化液を出して第三胃から送られてきた食物を

消化する。強酸とたんぱく質分解酵素が分泌されている。

第一胃にいる微生物は、たんぱく質そのものです。食物繊維を分解するのは牛のため

ではなく、自らの食物を作り出して子孫繁栄をするためなのです。牛は、微生物が

つくりだした酸の上前をもらうだけではなく、微生物そのものも第四胃に送り込んで

栄養素としているのです。植物によっては、含まれるアミノ酸のバランスが悪いものも

ある。たとえば人間が麦ばかり食べていると必須アミノ酸が不足して栄養失調になる。

麦にはリジンやメチオニンというアミノ酸が足りないからなのです。大豆にはリジンが

多く日本人の畑の肉と称して大事にしてきました。ところが牛は、リジンがないトウモロコシ

だけを食べていても、第一胃で微生物がリジンを作っているので自らの肉を作れるのです。

微生物は、牛にとって不可欠なアミノ酸までも作り出してくれているというわけなのです。

次週もう少しお付き合いください。

追伸

新年からは金剛閣ブログがパワーアップします。

全社員でブログを担当しますので引き続き宜しくお願いします。



今日も最後まで読んでいただき有り難う御座います。


A lundi !

Ciao !

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