▼金剛閣スタッフブログ 樋口です。vol.232011/02/06 09:00 (C) 米沢牛黄木 金剛閣・旬なお便り
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新年を迎えて37日目になりました。
なぜ2月だけ28日までなのでしょう?
31日の月を2回減らし2月も30日にすれば、ほぼ均等になるのではないかと思いませんか?
知ってる方もいると思いますがお付き合いください。
調べてみました。
現在は太陽暦を採用して太陽がひと月の基準ですが、昔は太陰暦の採用で月の満ち欠けの
周期をひと月の目安にしていたのです。月の満ち欠けの周期が約29.5日なのでひと月は
29日と30日が交互に来る形でした。ただ太陽暦の採用に際して太陰暦では12ヶ月で354日
となり、太陽暦による一年365日に11日足りません。そこで、各月に一日づつ足して
いきましたが、2月だけ足されなかったと言うことです。
では、なぜ2月が足されなかったのか?
それは、太陰暦では年の初めは3月で2月は最後だったからです。
現在10月とされるOctoberのOctとは「8」に由来します。
つまり、3月から始まれば10月は8番目になるわけです。
太陰暦から太陽暦の採用に際して最後の月であった2月が便宜上短くなったというわけです。
さて、本題に入ります。
和牛が安心、安全なわけです。
バブル崩壊以来、価格破壊が続いている昨今です。
バブル後遺症から回復した平成景気と言われる時代にも、価格破壊はとどまることを
知らないようです。流通は、「安くなければ売れない」と誤解し、競合他社より安く
売ろうと躍起になっているわけです。結果としてメーカーに値入率を下げさせるわけです。
メーカーは研究費を削り、教育費を削り、交際費を削る。流通はまた二流メーカーにPB
をつくらせる。NBより3〜5割も安いのだから、消費者の気持ちは揺らぐわけです。
さらに、安売り競争が昨今の食品偽装問題を招いていると言っても過言ではない。
価格破壊は誰も幸せにしないのではなかろうか?
メーカーをいじめた流通の業績がよくなったと言う報道は聞いたことがない。
潰れたという話はよく聞きますが…
メーカーも利益率が減少し、リストラをしなければやっていけなくなる。
では、物価が安くなって消費者が喜んだかというと、安く売るための偽装問題等で
暮らしを脅かされている。あるいはリストラに遭って苦しんでいる。
企業のリストラで暮らしを脅かされているのは、企業のお得意様である消費者自身
である。消費者は結局生産者であり、生産者も消費者なのである。安物買いは、結果として
消費者自身の首をしめていることになるのではなかろうか。
消費者が活性化しなければ日本の経済は発展しない。きちんとした品質の商品を
適正価格で購入することが国家経済を発展させるのではなかろうか。
次週に続きます。
最後まで読んでいただき有り難う御座います。
Ciao !