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▼◆限定の逸品を食す◆

◆限定の逸品を食す◆/
長井で蕎麦通をも唸らせる蒸篭の美味さと云えば言わずと知れた‘そばきり八寸’。

品書きに如月限定の特別な逸品があると聞き暖簾を潜った。

注文したのは河北町が生んだご当地グルメ、‘冷たい肉そば’。

あの肉そばが八寸流にアレンジされるとどうなるのか?

興味津々で望んだそのお味はと云えば、上品且つ繊細、野暮ったさの欠片も感じない洗練されたもの。

出汁が効いたやや薄味の澄んだ汁は脂がたっぷり浮いた味の濃い本来の汁とはレベルが違うし蕎麦自体も敢えて太めにしてあるとは云う物のツナギが沢山入った田舎蕎麦とは似て非なる物。

それでいてメインの親鳥はご覧のようにテンコ盛り。

敢えて例えれば田舎育ちのお姉ちゃんが都会に出て垢抜けて帰ってきたとでもいえばお解り頂けるかと。(^^♪

スタンダードな肉そばを貶すつもりは毛頭ないし、あのコテコテ感も好きな小生ではあるがこの八寸流の肉そばは一味も二味も違う。

これで650円は大変有難いがそんなところが限定品の限定品たる所以かと。(^^ゞ



さてお次は家内が頼んだ‘かしわ蒸篭’。

冷たいお蕎麦を熱々の浸け汁で頂く鴨蒸篭の鶏肉バージョンである。

鴨蒸篭が大好物の家内が楽しみにしていた‘かしわ蒸篭’、もちろん期待通りの味わいとの事。

脂の多い鴨肉に比べて淡白な鶏肉の浸け汁はあっさりしていてこれはこれで美味しかった。

鶏に葱に三つ葉に柚子の香、蕎麦湯で割って口に運べばそれはもう至福の一時。

野口さんを一枚渡せば百円玉のお返しが頂けるのもやはり限定品ならではか。

ご馳走さまぁ。 (^.^)
2011/02/14 16:27 (C) まるはち酒店
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