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▼和の民の食文化。

和の民の食文化。/
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暑くて、こんなに暑いんだっけという日が続くこの頃、節電社会で、潤いを頂けるのがやっぱりBEERです。大小問わず。

お通しってことではないと思いますが、美味いよってマスターが出してくれた「鰹のタタキ」です。みょうがの薬味が良かったとです。時間は前後しますが、後からいらした「ゆうすけさん」は、これに塩だけ振ってって、醤油じゃない食べ方をしてました。自分もいただきました、イケました。ミョウガとネギとの相性がバツグンです。夏の食べ方かなー、さっばり感がいい塩梅。

ずっとカウンターの横で、TsuneTさんの前にあった「げそ天」が気になってまして(じゅるって)、「冷やしラーメン」用なのかなーと遠慮してましたら、マスターがダシ汁とおろしをのせた「げそ天」を出してくれました。無類のゲソ天好きの私にはたまらない、ビールの最高のおつまみです。
なので、おかわりをお願いしてしまいました。無類のゲソ天好きを証明する写真です。(確かマスターの「冷やしげそ天ラーメン」も食ったなー)



なんの話でそうなったかは忘れてしまったけど、昔のおやつ的な「ごはん」の話題になり、マスターのうちでは、お母さん(おばあちゃん?)が、ご飯をただ醤油だけで炒めたメシ、作ってけだっけよ、って話。さすがに自分の人生にはそのメニューはないなーって話で、作ってみっか?的な、一品。正直、うまかったです。油と醤油って美味いなぁ、って話に。お店では二度と出ないと思いますが、日本の歴史を感じるご飯でした。
現代は飽食の時代ですから、貧しさ故のメニューなんて当然ありませんし、ちょっと前の日本だって限られた食材や調味料で、日本の食卓は作られてきたんだろうし、子供たちもそんな時代で様々な工夫と子供だけにはという愛情で育てられて来たんだろうと思います。


なんか急に出てきた「いそべ焼き」。これもモチと海苔と醤油だけですもん。自分には、なんとなく今だにハイカラな感じがする食べ物です。(何歳なんだず、)


これは、ハイカラです。ゆうすけさんが持ってきた「えい干し」。ちょっと焼いたのかな、美味しかったです。出羽桜の「とび六」でお祝いしたかったですが、あいにくの品切れにて次回へ持ち越しでした。


がつがつ、ぐびぐびやり過ぎる食べ過ぎる自分がこんな話もなんですけど、塩、醤油、焼き、という日本の食文化、繊細な感性とセンスの良さに改めてちょっと想いを馳せてしまったでござる。

山形にもとうとう大手居酒屋チェーン「○民」が出店オープンしました。社長さんが取材でこんなコメントしてました。
「山形出店に向けては1年以上前からリサーチしてきた結果、十分やっていけると判断した。震災前に山形に来た際の印象は『元気のある地方都市』。特に地元の居酒屋が元気で、お客さんたちもいい意味で外食することに慣れている空気感があった。その瞬間、このマーケットには絶対出るべきと思った。震災により50店舗の新規出店計画の大半を見直すことになったが、山形だけは必ず出店するよう指示した」(文:山形新聞やまがたニュースオンライン)

地元の居酒屋が元気で、お客さんたちもいい意味で外食することに慣れている空気感って、ちゃんと見てますねー、糸車さんにも実は来てたりしてーっ、マスターちゃんと気づいたがなっ?

マスター、いつも美味しいもの、ご馳走様です。TsuneTさん、ゆうすけさんお世話様でした。
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