ヤマガタンver9 > 金剛閣スタッフブログ 樋口です。vol.29

Powered by samidare

▼金剛閣スタッフブログ 樋口です。vol.29

ブログをご覧の皆様 "Bon Jour"

今日7月24日は地上デジタル放送へ完全に移行するアナログ放送最後の日です。
NHKは本日正午にアナログ放送を終了します。

では、なぜ7月24日なのでしょう?
調べてみました。

2001年(平成13年)4月に、アナログ周波数変更対策に電波利用料を使用するため
電波法が改正され、現在の地上アナログテレビ放送が電波の周波数を使用できる
期限について、法律を改正した時期から10年を超えない範囲で期限を定めて使用する
ことが盛りこまれました。これによって、改正された電波法の施行年月日である
2001年(平成13年)7月25日から起算して、10年目の日にあたる2011年(平成23年)
7月24日が地上アナログテレビ放送が電波の周波数を使用出来る期限の日になります。

つまり、アナログからデジタルへの移行期間を10年以内と定めたからです。
できるだけ長くと言うことで2011年7月24日にしたのです。

さて、本題に入ります。

日本におけるBSE問題の陽性は、ほどんどホルスタインなのです。

それは、2001年9月千葉県の牛にBSEが発見されたのがきっかけでした。
その後、北海道(同年)、神奈川県(04年)、熊本県(同年)と、次々に発見されました。
日本国内は大騒ぎでした。マスコミは煽りたて、スーパーでは牛肉の売上げがダウンし
食品会社や化粧品会社は消費者からの問い合わせで大混乱だったのです。
食品会社には牛肉やエキスが使われていないかの問い合わせであり、化粧品会社にはコラーゲン
など牛由来の成分が使われていないかという問い合わせでした。以来、各地方で発見が続いていて
その合計は35頭になりました。しかし、ほとんどが乳用牛であり、黒毛和種は7歳から15歳の繁殖牛
4頭で、肥育牛では発生していません。肥育期間に違いがあるのかもしれないということでした。
発見された肉用牛は飼育期間が長い種雄牛や繁殖牛であったこともBSEと年齢の関係を裏づけて
いるのかもしれません。
BSEの絶滅は簡単だと専門家は言います。原因になる餌を遮断すれば言いのだからと…
それはウィルスのように空気中を飛び回っているわけではない。紛れ込むことも含めて
徹底的な遮断が必要なだけだと。飼料の多くは海外から輸入しているが、その製造過程で
日本向けラインをきちんと確保することが必要なのである。

原因排除に向けて関係者の努力を期待したいと思います。

以上でBSEのおさらいとします。

最後まで読んでいただき有り難う御座います。

Ciao!
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
ページTOPへ戻る