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今回はモモ葉エキスです。
この夏、福島産のももをいただきました。とてもみずみずしくおいしかったですよ!!
モモ、和名「桃」はバラ科のモモ属の落葉小高木で、花を咲かせ、夏には水分が多く甘い球形の果実を実らせます。
モモは、中国西北部の黄河上流地帯が原産で、日本には非常に古くから渡来しています。日本では、弥生時代以前に伝わったと言われ、平安時代〜鎌倉時代には、水菓子と呼ばれ珍重されていました。
7月〜8月に果実が実り、特徴的な果実は水分や糖分、カリウムなどを多く含みます。傷みやすい果実でもあり、賞味期間も短く、生食の他、ジュースやシロップ漬けにした缶詰などもよく食べられます。
果実は日本国内で、福島県、山梨県、長野県などで栽培、多く収穫されています。
主成分は果糖ですが、ビタミンEの含有が多く、黄桃にはカロチンが含まれています。モモのカリウムは塩分を排泄する役割があり、高血圧に効果があると言われています。
漢方では、種子は血行を改善する薬として婦人病などに用いられ、花のつぼみは利尿薬、便秘に使われます。
モモ葉エキスは、モモまたはモモの葉から抽出したもので、褐色の軟エキス〜緑褐色の透明な液体です。
新鮮なモモの葉を水洗いし、風呂に入れる入浴剤としての使い方は良く知られるところです。
また、モモ葉には、去痰(きょたん)、利尿(りにょう)、緩下(かんげ)、鎮静などの効果があり、葉は薬効のある果樹として、あせも・かぶれ・湿疹に対して消炎効果があります。口内炎の緩和と皮膚疾患の改善などにも使用されます。
皮膚活性・保湿・抗酸化・抗アレルギー・抗炎症の目的で配合し使用しています。