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▼これは「ムシトリナデシコ」ですね。

これは「ムシトリナデシコ」ですね。/
毎朝欠かさない犬っ子達との朝散歩である。

毎朝欠かさないから、毎朝違った風景を見られるし、
四季の移ろいを感じられる。かと言って、なにも偉そうなことでもない。
只単に、犬っ子達と朝の散歩をしているだけなのだ。

ケンタ(兄6歳)とモッチ(妹4歳)の前は、
モモというメスの小型日本犬系雑種と19年間付き合って看取った。
保健所の犬の里親探しで出会った。
他の何組かの里親候補とジャンケンで競い合った結果、
我が家に授かったのだが、最期の一年は介護生活そのものであった。

ウチの犬っ子達は、イワユル・・・特に優れた猟犬でもないし、
特に賢い犬でもないし、「お手」すらしないし教えてもいない。
ただ只、一緒に暮らしているだけである。
一緒に暮らしているから、猟にも連れて行くし、キャンプにも行く。
そんなモンなのである。

先般、最上町のあるクマ猟師に偶然会えた。10年ぶり程である。
こちらから声をかけてみたのだが、最初は???という感じだったけど、
「あっ、犬を連れてよく来ていた!」と思い出してくれた。

最上町某所は、もう30年も継続して通っている私のフライフィッシングはじめ
山野遊びの原点みたいなフィールドで、カミさんや子供、犬っ子のモモと一緒に
テントを張って泊まり込んで過ごした場所であるのだが、
その地区のクマ猟師も山見ついでに来る場所でもあるので、
自然と挨拶を交わしたり、しまいにはクマ肉をご馳走になったりしたのだが、
近年は年に1〜2回ほどしか行けないので、彼と会うのは本当に久々だった。
その間・・・私もハンターの端くれになってそろそろ10年である。

それにしても、私よりも犬っ子モモの方を覚えてくれていたとは、
なんだか・・・ほのぼのと嬉しい。
「近々、(山菜の)アザミ採らせてもらいに行きますからぁ〜」
・・・などと声をかけて分かれたのだが。。。。

さてさて、

今週末こそは、カミさんと犬っ子達と共にアザミ採りに行かなきゃである。

犬っ子達との朝散歩コース脇には、ムシトリナデシコが咲いていた。
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