ヤマガタンver9 > ◆オニヤンマに慕われて◆

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▼◆オニヤンマに慕われて◆

◆オニヤンマに慕われて◆/
倉庫前で朝の掃除をしていると不意にオニヤンマが飛んできてコンクリートの地面に落ちた。

毎年夏の盛りに茶の間の縁側にやってきて事も無げに飛び去るオニヤンマ。

それが事も有ろうか目の前でじっとして動かない。

そっと指の間に4枚の羽を挟んで捕まえてみる。

まるで少年のような好奇心一杯でしばしの観察タイム。

後は人差し指に捉まらせ羽を自由にしてやれば直ぐに元気に飛んで行く筈が。

何と彼は我が指から離れようとしない。

それならと窓の格子に留めてみた。

それでもじっと動かないのはどうした事か。

それならという事で、これも何かのご縁と記念撮影と洒落込んでみる。



人差し指から離れないオニヤンマ君、名残惜しくはあるものの何時までも一緒に過ごせる筈も無く。

意を決し腕を高く揚げたらば、夏空高く飛んで行ったとさ。


2012/08/11 13:30 (C) まるはち酒店
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