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▼◆日よけのれん◆

◆日よけのれん◆/
後一週間、二月四日は立春の日です。

旧暦の二十四節気では立春から始まり、春分、夏至、秋分、冬至の四つの時期に春夏秋冬それぞれの盛りを迎え、大寒で締めくくられて一年となっていたのだとか。

立春とは初めて春の兆しが現れてくるころのこと。
この季節から数えて最初に吹く南寄りの強い風が春一番。

そんな立春の朝に合わせて搾るお酒、「千代寿 立春朝搾り」を一人でも多くの方に味わって頂きたい思いからご覧のような大判で告知させて頂いています。

この大判の物体、現代の名称は‘吊るしタペストリー’と呼ぶそうですが本来は暖簾に分類される物であり、‘日本の暖簾、高井 潔 著’の暖簾の形では‘日よけのれん’として分類されています。

その説明文では「切り込みの垂れをつけず、大風呂敷のような一枚布の上下に乳をつけ、上端を軒先に、下端を道路側にせり出させて固定したもの。
風にあおられるとパターンと音をたてることから‘太鼓のれん’とも呼ばれる。」と記されておりました。

純白ベースの中央に赤地の白抜き文字が目を引き清楚な印象さえ感じる秀逸なデザインだと自負しております。

作製してくれたのは‘デザイン・アート赤間’赤間重美氏。



細部に亘る注文にもきちんと応じて頂き素敵なタペストリーを作ってくれました。
感謝!
彼の看板屋としてのセンスの良さと丁寧で緻密な仕事ぶりには感心させられる事が多々あり勉強になります。
流石はプロフェッショナル、良い仕事してくれますね。


2013/01/27 18:25 (C) まるはち酒店
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