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▼学生の成長がうれしい入試課です。

新年を迎えて、後期の授業再開2週目。

4年生は卒業制作・研究の締めきりへ向けて、
睡眠時間を削りながらの日々、といったところでしょうか。

でも、1つのことに熱中してかく、つくる、研究している芸工大生の姿を見て、

うらやましいな〜自分もあの若かりし頃に戻りたいな・・・

と思う今日この頃です。


生産デザイン学科(新 プロダクトデザイン学科)の4年生演習室には、

とこんな表示が。
字にもだいぶ疲労感がにじんでいるような(汗)


最後の追い込み中。

「そんなごちゃごちゃしたとこじゃなくて、
 もっとキレイなとこを撮ってくださいよぅ」


と男の子の学生に言われたものの、
芸工大の日常のありのままの姿をお伝えするのがこのブログですのであしからず。

同じく生産デザイン学科の2年生。
この授業のスペースデザイン演習で、「マンションのワンルームをデザインする」というテーマでのプレゼンテーションをやっていました。

2年生ともなると、パソコンでパワーポイントを使ってデザインコンセプトなどを説明するようになってきます。
※ほとんどが大学に入ってから身につけたんです。
 「パソコンできないから」というのは入学まではみ〜んな一緒です。

与えられた時間の中でいかに効果的に説明できるか、そういった訓練でもあります。


自分のデザインコンセプトに基づいて、モデルもつくります。
このモデルも学生が1人でつくったもの。ソファーもある!

そしてまた、「ポートフォリオ」というものにもまとめます。
ポートフォリオとは、自分の作品やコンセプトなどを1冊のファイルにまとめたものです。

「見て見て、あたしすごくない?」
とこの間成人式を迎えたばかりの2年生に言われたので、みなさんに紹介する意味でも撮ってきました。

「LOUNGE」というテーマ。

「こういうフォントを探したんだけどね、なかったから自分でつくっちゃった」

というのが左上と右下に毛筆のように見える文字とマーク(?)です。
こういったビジュアル的な作業もプロダクトデザイン学科では行います。


コンセプトが一目でわかるようなビジュアル。
彼女のコンセプトは「週末はラウンジ」になる部屋です。


これが、彼女がイメージするマンションのワンルームです。
これもCGを使って制作しています。


部屋に置くインテリアなどは、実際にモデルをつくってそれを撮影し、
ポートフォリオ作成時にその写真を取り込んでいます。



1階と2階の図面もCG(CAD)で作成。
断面図まであります。

さてこうなると
生産デザイン学科環境デザイン学科でやることの違いって・・」
と考えるのですが、彼女いわく、

「今回の課題もそうだけど、生産でやるのってね、この部屋の大きさは変えられないの。与えられた条件の部屋のスペースをどうデザインするか、っていう話なの。だから『建築』っていうものと、生産デザインでやることは重なるところはあってもイコールじゃないよね」

なるほどね〜
実は彼女が高校3年生のときに、夏に地方で開催された大学説明会に来てくれて、大学のことや単なる雑談まで、ブログ管理人とじっくりゆっくりまったりと、話をした1人です。
そんな彼女が成人式も迎えて、あの頃よりずっとずっと成長していることに、管理人さんはうれしくなりました。

長くてゴメン。

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