▼お座敷 (前日まで要予約)2006/02/13 20:00 (C) 鰻・郷土料理あげつま
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昭和50年、雪国の内路地として数奇屋造りを取り入れて造られた。雨の新緑や雪景色の庭を愛でながら歩む。
庭づたいの離れは、昭和八年京都白川住の山口順弘翁設計による四畳半の茶席「松の間」。名の通り松材を多く取り入れている。
竹の間
昭和二年、京都白川住の数奇屋設計者・山口翁による山形では少ない数奇屋造りの一室。木材はもちろん竹・壁土・石に至るまで京より運ばれ、大工棟梁杉本吉五郎により約一年の時をかけて造られた。7〜8種の竹材が使われていて「竹の間」と呼ばれている。
残月の間
「竹の間」「松の間」と同じく、京都山口翁の設計。山口翁の遺作と言われている。昭和三十九年、棟梁は三日町の佐藤翁。柱のない下座床で、京都にある残月亭を模したといわれる。
大広間
大正十一年着工。棟上げの後、関東大震災のため職の手が足りず約一年間中止になったという建物。棟梁は杉本吉五郎氏。当時としては珍しい米松の四方柾の通し柱を使用。能舞台の寸法である三間四方の三間続きで周囲廊下という造作。部屋のそこかしこに棟梁の遊び心が隠されている。山形でも数少なくなっている木造建物のひとつになっている。
※離れ・大広間をご利用の場合は別途、奉仕料10%・消費税を頂きます。