ヤマガタンver9 > そしてカリー

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▼そしてカリー

それはカリーの語源についても滅茶滅茶な話が多い。又、又、山崎氏の説では、”「香り高いもの」「おいしいもの」という意味で使われるヒンズー語の「ターカリー(Turcarri)」が「ターリ(Turri)」に転じ英名でカリー(Curry)になったとする話”

私のもってる英ヒン辞典にはTurcarriという項目はなく、TURKARIという野菜料理はあるけど、”南インドのタミール語でソースの意のカリ(Kari)から転じたものとする説”これもタミール語ではなくタミル語です。

南インド起源説は正しく我が友人、東北大の山下先生によればタミル文化圏ではおかずという意味でカリーという語が使われているとのこと。これは茨城大の山田先生はテルグの専門だが彼女もおかず説をとってます。

”釈迦がまだシッタルタ皇子と呼ばれていた若かりし頃、修行のため山ごもりした時、食物の乏しい山中で木の実、草の柳葉を食べて凌いだ後、悟りを開きカレーという地に下山し、教えて説いている。この時、首にかけた袋のなかからいろんな種類のスパイスを取り出して民衆に与えた。民衆は釈迦の教えに感服するとともに、香り高く諸病を治し、活力の源となる木の実や草の葉を知り、これを不老長寿の霊薬として重宝し、その香辛料を土地の名にちなんでカレーと名付けたとする説。あるいは、その時民衆が叫んだおいしいという意の「クーリ、クーリー」に由来する説” ああ長かった。

でも沸典では釈尊は修行してた山で悟りを開けず、下山し村娘のスジャータから乳粥の布施を受け、菩提樹の下に坐り中道ということを忽然と悟ったとあります。カリーのためには、お釈迦様も山中で悟りを開いたなんてひどい話ではないでしょうか。沸典もないがしろにして、ねえ山崎さん、S&Bの方々。
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