▼開催しました! 「第5回 ひきこもり入門講座」@寒河江2014/08/08 18:25 (C) クローバーの会@やまがた
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8月6日(水) 19:00〜 寒河江市中央公民館(文化センター)にて「ひきこもり入門講座」を開催しました。
参加者は17人でした。
初参加の方が多く、地元にお住まいの方や遠くから来られた方もいらっしゃいました。
経験者や親御さん、民生委員、市議の方など様々な立場の方に集まっていただきました。
いつもは、ぷらっとほーむ共同代表の滝口氏が話題提供していますが、今回は特別に石川良子さん(松山大学准教授)を講師にお迎えしました。石川さんは社会学者でおられ「ひきこもり」研究の第一人者です。
まずはじめに、参加者のみなさんに自己紹介をしていただきました。講座に期待していることや、今 気になっていることも合わせて話していただきました。
この講座は5回目になりますが、今回は初めて出された話題がありました。
それは、自分たちの地域に「居場所」が欲しいということでした。
本人のための居場所であったり、親のための居場所であったり、あるときは親子で一緒に集えるような場所です。それぞれがガス抜きできるところ、自分が楽になれる場ということでした。
特に高校生以上の若者の場がなく困ってるとのこと。
みなさんから出していただいた話に沿って、石川さん、滝口氏から話題提供。
石川さんから 『「ひきこもり」というのは、実は否定的な自分がひきこもらせている。社会の常識とか価値観に、 ひきこもらされている。』というお話がありました。
決して好き好んでひきこもっているわけではないということなんですね。
滝口氏からはぷらっとほーむの居場所づくりの経験から 『居場所は作って終わりではなく、その場をそれから育てていかなければならない。学校的なものから ずらすことも大切である。』という話がありました。
ぷらっとほーむは「不登校」「ひきこもり」というカテゴリを設けてはいないわけですが、そういった様々なひとびとが出入りする雑多な居場所が必ずしもいいと限らないということも話に出ました。それはカテゴリがないほうが繋がれる人、カテゴリがあったほうが繋がれる人がいるからとのことでした。
『いろんなカラーの居場所がたくさんあって、選べることが大切。そして、ひとつの居場所だけでなく、気分に合わせて、数ヶ所の居場所をうまく使うことも大事』と石川さん、滝口氏からありました。
その話題提供を受けて、参加者の皆さんでグループごとに感想など出し合いました。
このような内容でした。
↓↓↓
今後、ここからのつながりを大切にしていきたいという出会いもあり、わたしにとっても非常に有意義な時間でした。
参加してくださったみなさま、この講座をお知り合いに紹介してくださった方、本当にありがとうございました!
参加者の声は次のブログで。
次回の「ひきこもり入門講座」は9月3日(水)南山形コミュニティーセンターにて開催いたします♪
このブログを見てくださっているあなたとお会いできたらうれしく思います!