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▼第8回 ひきこもり入門講座 終了しました!

第8回 ひきこもり入門講座 終了しました!/
11月5日(水) 19:00〜21:00
東根市のさくらんぼタントクルセンターにて 第8回 ひきこもり入門講座 開催しました。
参加者は8名でした。
今回のレポートはぷらっとほーむメンバーの植木大介さんにお願いしました!
いつもの私の目線からとは ひと味違う切り口からのレポートをどうぞ〜 (^^)
 

 

この日は、担当者である樋口愛子さんが体調不良でお休みされたので、参加させていただいた私、「ぷらっとほーむ」利用者の植木が代わってレポートさせていただきます。
不慣れなもので、乱文ご容赦ください。
 

まず最初は自己紹介から。
その中で、「ひきこもり“対策”とは普通言うが、“入門”というのは面白いと思う」というお言葉がありました。
確かに、そうかもしれません。そういった言葉への疑問から、この講座に興味を持って下さる方が増えると良いなと思います。
他にも、以前からこの講座には興味はあったけれど、山形市内では遠かったので、近くでの開催なのでやっと来ることができたという声もありました。ご参加ありがとうございます。
(と、かく言う私も同様の理由で初参加です。各地域で行われることは、非常に有意義なことと思われます!)
 

 自己紹介後は、滝口共同代表による「ひきこもりとは?」という話題提供。
厚生労働省によるひきこもりの定義が「6ヶ月以上、家族以外との親しい人間関係が途絶えていること」であるお話から始まりました。
メディアなどによる一般的なイメージとして「人と会っていない」「仕事をしていない」などのことがひきこもりと思われがちですので、この定義を改めて知るだけでも救われる方もいらっしゃるのでは? と気づきました。
そして実際にひきこもりと言われる人の中にも、出歩ける場所には出歩いており、それが例えばコンビニ等ちょっとしたお店だったり、図書館だったり……
「自分を知っている人がいない場」なら行けている人もいるという話になりました。
  
そういった、どこか、ほっと出来るような居場所=「サードプレイス」。
その一つとして存在するのが「ぷらっとほーむ」であり、
逆に自分を知っている人がいる、今現在何をしているのか?詮索されたり、掘り起こされる場所=「社会」に出るためのハードルを階段、あるいはスロープのように緩やかにするために支援していくことが役割だとお聞きしました。
          
休憩を挟み、続いて参加者の方から質疑応答。

近所の子どもが、毎朝きちんと挨拶をしてグループ登校しているのに、学校では保健室にいると聞いて驚いている。自分はどのようなアプローチをしていったらいいのか?

というものや、

息子さんがひきこもりのような状態にあるのに対してどのようなアプローチをしていったらいいのか?
また、県で行っている「ひきこもり支援事業」とは、当事者に対するものなのか、家族に対するものなのか? 県に質問の電話はしたけれどよく分からなかったので、
もう一度詳しく教えてほしい。

という質問などが次々にありました。
 

それぞれのケースに丁寧に滝口共同代表が答えて下さる中で、親の会についての説明もありました。
その中でも特に、

・親は居場所の情報を集める。
・インターネットや人伝だけでなく実際に足を運び見て、子どもや他者に良かった部分を伝えることができるようにしておく。
・タイミングを待つこと。感じること。本当に困った時に、手を差し伸べること。

という言葉が印象的でした。
加えて、何かを知ろうと参加された方々にとっての今日は、大切な第一歩であるということで、締めくくりとなりました。
参加された皆様、本当にありがとうございました。 
 
 
 
次回は12/3(水) 山形市東部公民館での開催になります。
ご参加お待ちしております!

大介さん、わかりやすくレポートしていただきありがとうございました☆

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