▼LAPHROAEG。2015/09/08 21:53 (C) 魅巣亭Whisky倶楽部
▼初投稿です興味深く読ませて頂きました。
一つ気になったのですが、お酒を作る上で水の質が大事だと思っています。海のそばでウイスキーを作るのには何か理由があるのでしょうか?まさか海水を使っている。。とか。
しょうもないコメントですみません(^^;)
2015/09/15 21:28:TOMO
▼しょうもない質問ではないですよ。私は73歳ですが、若い方だけとは言いませんが興味があるものを、深く追求する人が少なくなったのがとても残念です。私は探求するのが好きな方で、単純な疑問で理解できない時は、知っておられる方にお聞きして答えを頂きます。
ご質問答えは、私が調べた限りではということでご理解ください。Whiskyの製造では海水は使いません。アイラ島の今回の訪問で一つ知識を得ました。Whiskyの貯蔵樽が、海岸近くに野ざらしで置いてあり、荒れた時は海水がかかるだろうと思う所に置いてありました。あとで使用する時は、シャー(樽を焼く)トースト(内側を熱する)のどちらかを選び、スピリッツを入れ熟成する過程になります。
Whiskyの仕込み水は内陸から海に向かう川、湖、などの水を使いますが、最初からピートの香りがしますし水の色も赤みがかっております。珍しいのは今の所1箇所だけしか知りませんがBruichladdichは井戸の地下水を使っております。
それを次回Ardpegの蒸留所を紹介させていただきますが、海岸近くに樽が置いてある写真を掲載します。アイラでは7箇所の蒸留所は荒れた時、波をかぶるところに存在しますが塩味は美味しさの味の大事な基本ですので、置かれているのではないでしょうか。ただ1箇所Kilchomanだけは内陸でした。
1850年代からWhiskyの生産が大量になり、運搬するのに海の近くだと船に樽を乗せて運ぶには便利なので海の側になったのだとも思います。アイラ島の面積は日本の佐渡島位ですが、一つの島では蒸留所が一番多いです。塩の香、海藻、昆布が混じったピートで二条大麦を燻し乾燥させる訳ですからフェノールの数値が高い訳です。、アイラ島の生産Whiskyの40%は日本に輸入されたいるのも、魚好きの日本人には海の香りのWhiskyは合うのではないでしょうか。
ご質問ありがとうございました。
2015/09/16 01:33:魅巣亭
▼なるほど。。参考になりました! 運搬の利便性から海側での生産になった、そして塩の風味はある意味副産物、ということですね(^^)
ありがとうございました。
2015/09/16 22:29:TOMO
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ポートエレン港から東に3Km、ラフロイグはゲール語で「広い入り江の美しい窪地」といわれております。海を見ると昆布、海藻、綺麗なコケ類が多くあり、海に面していて、荒れて来れば、建物に海水が降りかかるような場所にあります。私の長年想像をしていたより、蒸留所としては海に近ずき過ぎる所にあるものだと驚きました。丁度創立200年の年に立ち会え、ティーステンググラスも200年記念グラスを購入出来るとは、ラッキーなどとでは表せない気持ちでした。
歴史は1815年ドナルドとジョンソン兄弟によって創立いたしました。また珍しいのは1950~70年代までベッシー.ウイリアムソンという女性が蒸留所の所長を務めていましたが、これはスコッチの歴史長い中で初めての出来事でした。ベッシーは60年代から70年代にかけ大改修の指揮をとり「ラフロイグの中興の祖」と今日のラフロイグの名声をベッシーに追うことが大きいと言われております。dropboxに写真と動画を掲載しますが動画の中で最初の写真がありますが、それがベッシーです。
今回蒸留所の内部の見学をしましたが、一つ叶えられればと思っていたのは、チャールズ皇太子の愛飲するWhiskyはラフロイグなのですが、熟成庫に皇太子の紋章入りの樽があり唯一シングルウイスキーとしては初めてのプリンス.オブ.ウエールズ御用達のワラントをラフロイグが頂いております。残念ながら見ることはできませんでした。チャールズ皇太子の面白い話があります。ポートエレン飛行場はプロペラ機しか離着陸出来ませんでしたので皇太子が操縦して着陸しましたらオーバーランで危うく事故を免れてからは操縦は出来ないことになったそうです。
ポートエレン港から東に3Km、ラフロイグはゲール語で「広い入り江の美しい窪地」といわれております。海を見ると昆布、海藻、綺麗なコケ類が多くあり、海に面していて、荒れて来れば、建物に海水が降りかかるような場所にあります。私の長年想像をしていたより、蒸留所としては海に近ずき過ぎる所にあるものだと驚きました。丁度創立200年の年に立ち会え、ティーステンググラスも200年記念グラスを購入出来るとは、ラッキーなどとでは表せない気持ちでした。
歴史は1815年ドナルドとジョンソン兄弟によって創立いたしました。また珍しいのは1950~70年代までベッシー.ウイリアムソンという女性が蒸留所の所長を務めていましたが、これはスコッチの歴史長い中で初めての出来事でした。ベッシーは60年代から70年代にかけ大改修の指揮をとり「ラフロイグの中興の祖」と今日のラフロイグの名声をベッシーに追うことが大きいと言われております。dropboxに写真と動画を掲載しますが動画の中で最初の写真がありますが、それがベッシーです。今回蒸留所の内部の見学をしましたが、一つ叶えられればと思っていたのは、チャールズ皇太子の愛飲するWhiskyはラフロイグなのですが、熟成庫に皇太子の紋章入りの樽があり唯一シングルウイスキーとしては初めてのプリンス.オブ.ウエールズ御用達のワラントをラフロイグが頂いております。残念ながら見ることはできませんでした。チャールズ皇太子の面白い話があります。ポートエレン飛行場はプロペラ機しか離着陸出来ませんでしたので皇太子が操縦して着陸しましたらオーバーランで危うく事故を免れてからは操縦は出来ないことになったそうです。
Lslay037 ラフロイグ蒸留所
Lslay038 歴史写真展示場
Lslay039 モルティング部屋
Lslay040 水分48%前後の二条大麦を置く場所で網状になっております。
Lslay041 040の下にあるピートを燃やす所
Lslay042 マッシングタンク
Lslay042 スピリッツを振り分けるスピリッツセイフ
Lslay043 熟成倉庫
Lslay044 動画 展示室