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▼「菅笠」の技を活かしたモノづくり

「菅笠」の技を活かしたモノづくり/
岩井 巽(TATSUMI)君 おめでとう!!


社会の課題を汲み取りながらニーズと結びつけるモノをデザインする東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科4年の岩井巽さんが卒業研究で取り組んだ『「菅笠」の技を活かしたモノづくり』が、卒業制作優秀賞に輝きました。





彼は、「中津川森と暮らしの学校/森と暮らしの実習隊」のミッションの一つのSuge Project(中津川の手仕事 菅笠文化 の伝承)に参加し、真夏のスゲ刈りから冬の菅笠作りまで体験したことから、スゲを生かしたモノづくりを卒業研究のテーマに据えました。
この冬は中津川に通い、泊まり込んで菅笠縫いの技を取り入れた製品づくりに取り組んでいました。

テーマの動機付け、伝統の技や自然素材のスゲ、タケと格闘してきたプロセスから生み出した様々な作品、そして説得力のあるプレゼンテーションが高い評価を得たのでしょう。指導された酒井聡先生のコメントがそれを物語っています。

私たちのSuge Projectのこれからの取り組みにも弾みがつく嬉しいニュースです。

おめでとう!! 岩井 巽 君。これからも伝統の技と作り手の想いを活かすデザイナーとして活躍されることを願っています。


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