▼イザベラ・バードの通った道(山形県川西町小松編)その142016/03/01 07:05 (C) Atelier Li-no
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商人宿『かがや』を前に見て、左に『むずる』(ここら辺の方言”むずる”は曲がるの意味、都会に出て”むずれ”とか”むずって”と言って通じなかったのを思い出します。初めてこの言葉が全国区でないことに気がついたのでした。
かがやの隣は老舗中の老舗『十印』さんがあります。十印は「塩羊羹=十印」と言われるほど、県内では有名な老舗菓子店、川西町の小松地区が置賜地域の経済の中心だった頃、塩問屋として栄え、その名残から「塩羊羹」が誕生してます、何時も錦屋さんとあわせ、帰省のたびにお土産にもらってました。この通りの写真が同じ丸太写真館さん寄贈、米坂線開通時の写真があります。大正15年です。突き当たりはちょうどバードが通った明治11年創立(第八十一国立銀行)となります。写真は大正なので「両羽銀行」になります、この銀行は、明治29年4月に山形市七日町466番地に創立されたました。
創立当時の資本金は30万円、初代頭取は米沢士族の池田成章となってます。
昭和40年4月に行名を「山形銀行」に改称し、今日に至っています。