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▼米沢の山岳

米沢の山岳/
米沢市は周囲を、西は朝日連峰・飯豊山、東が奥羽山脈そして、南が吾妻連峰と山で囲まれている盆地であり、特に吾妻連峰は東西18km、南北12km面積220km2に及ぶ、那須火山帯最大の火山群である。

主峰は西吾妻山の2035mで、西大巓から東大巓に至る6kmの稜線は広くなだらかで、山頂まで原生林と高山植物で覆われている。
中でも最大の弥兵衛平(1830m)は平均斜度2度に満たない平担地で、面積100haを超える湿原に咲き乱れる「ワタスゲ・コバイケイソウ・チングルマ・イワカガミ」などの高山植物は見事であり、日本の植物分布の北限・南限の地理的要因から珍種も多い。

全体に稜線がなだらかなため登山者も多く、登山口は白布温泉口・大平温泉口・滑川温泉口・姥湯温泉口・五色口・白布峠口等十数箇所あるが、天元台から登る人形石周遊コースは中でも比較的簡易であり、人気が高い。

山中には滝も多く、日本の滝100選の一つ滑川大滝をはじめ、西吾妻スカイバレーから望める赤滝・黒滝などの名滝はいずれも最上川の源流を形成している。
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