Powered by samidare

▼堅磐橋

堅磐橋/

三島通庸の土木事業の一環で構築された、上山市川口地内の前川に架けられた堅磐橋(かきわばし)も選奨土木遺産に認定されています。

明治11年(1878)1月に着工し、3月に竣工(竣功)しました。

英国人旅行家イザベラ・バードも同年7月に堅磐橋を渡りました。※

 

この二連のアーチ型の石橋は「川口の眼鏡橋」と称され、竣工した当時は見物人で賑わい、橋の袂には茶屋もできたといいます。

 

案内板にある「石材は同橋上流山手の採石場・・・」とは、天保年間から採石している岩部山石切り場と考えられます。

 

参考:山形県ホームページ

 

※日本奥地紀行に「私はここ(上山)にやってきたのである。ここはそこ(赤湯)から10マイル離れたところで、りっぱな道路を通って・・・」と記載されています。

整備間もない川口新道(新道に架けられたのが堅磐橋)を利用したようです。


2020/08/26 09:04 (C) 中川公民館日記
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
ページTOPへ戻る