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▼「トンマッコルへようこそ」

「トンマッコルへようこそ」/
試写会に行って来ました。「トンマッコルへようこそ」。
私ずっと勘違いしておりまして、
韓流=冬ソナ=恋愛映画=私には無縁の話・・・(爆)
と決めてつけていたのです。

で、今回vigoのスタッフさんから「韓流映画なんだけど、社内で行ける人がいないんで、よかったら行ってきて」と試写会用のチラシをもらい、内容も読まず、タイトルも確認せず、義務感だけでフォーラムに行きました。

で、上映前に挨拶をされた方が「多くの賞を受賞した作品と聞くと、かえって眉唾物と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがー、私たちメンバーは本当に感動し、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思い、フィルムを取り寄せました」といった説明をしてくださったのですが、ちょうどヨン様ファン世代の方だったこともあり、ここでもまた、やっぱり恋愛話なんだな〜と思ってしまいました。

が、

上映がはじまり、美しい音楽が流れ、まったく勘違いしていた自分に気づき、その後はもう何度化粧が剥がれるはめになったことか・・・。
私は非常に映画経験値の低い人間で、映画は大好きなのですが上映時間と仕事の空き時間のタイミングがなかなか合わず、日頃から行く体勢づくりをしなくなっている次第です。ですから映画づくりの質的なことをあれこれ言えるほど知識もないので、本当に個人的な感想だけを書きます。

2006年9月現在、公共の場でこんなにとめどなく泣いちゃったことはなかったでした。

泣きどころのポイントに、日頃から憧れている暮らしが描かれていたこともあったと思います。畑を耕し、家や着る物を自分で繕い、自然と年長者を敬いながら生きる生活。いじわるがなくて、妬みや恨みがなくて、純粋な言葉で会話をする日常。そういうシーンを眺めているだけで、心がじゃぶじゃぶ洗われました。そして戦争がどれほど無駄な時間と労力を使っているのか、あらためて実感することができました。

ぷっと吹き出したり、ポロポロと涙がこぼれたり、感情の針がたくさん揺さぶられ、また、登場した俳優さんもみんなよかった。後から知ったのですが、音楽は「もののけ姫」でおなじみ久石謙なんですね。

10月末から公開予定です。どうぞ、観に行ってみてください。

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