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▼相談しましょう

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 文部科学省に届いた自殺の予告状が騒動となっています。新たに5通も届いたそうです。この予告状にイジメ被害者の悲痛な叫びが聞こえてきそうです。
 
 イジメ被害者は自殺という選択肢があっても実行できずに苦しんでいる人が多いのではないでしょうか。簡単に死ねれば苦労はない、死ねないからこそ苦しんでいる人が大半なのではないでしょうか。
 
 どんなに苦しくても生きたいと、誰もが思います。しかしその反面、自殺しなければ解放されないという思いもあります。自分ではどうすることもできない袋小路にはまってしまうと、いつまでも苦しみが続いてしまいます。
 
 私は今の辛い気持ちを誰かに聞いてもらうことが、問題解決の第一歩だと思うのです。家族や担任に相談すればややこしくなるから、心配させたくないから、一人で対処しようと思うことが現状から抜け出せない原因なのかもしれません。人間はそんなに強くありません。誰かに聞いてもらえば気持ちが軽くなります。ゆっくりと話しをすることによって自分の気持ちが整理され、自殺ではない選択肢が見えてくることもあります。「いのちの電話」などのボランティアもあります。一人で抱え込まずに、誰かに聞いてもらえば少しは楽になるかもしれませんね。




▼相手探しができないのではないでしょうか。

信頼できる、いのちの電話ではなく本当は両親にわかってほしいのでは無いのでしょうか。強くなりたい、強くなるという気持ちはわかります。
2006/11/12 07:14:上和田あひる

▼安心感を与える

上和田アヒルさん、コメントありがとうございます。

 私も本来は家族に相談するのが一番だと思っています。しかし、思春期の子供にとって素直に家族に今の現状を伝えることは難しいことなのかもしれません。ましてイジメられているとはなかなか言えないものです。
 
 子供達は説教や小言よりも、ありのままの自分を受け入れてもらいたいと思っています。勉強などしないで部活ばかりをしている自分、就職活動を頑張れない自分、ゲームやマンガにばかりに熱中している自分、そんな自分をまず認めてもらいたいのです。ワガママだとは知りながらも家族だからこそ受け入れて欲しいのです。しかし、両親は子供に対する義務と責任から、目の前にいる子供よりも理想の子供を求めてしまいがちです。しかし、目の前の自分を認めてもらえなければ、目の前の現状を伝えることはできないのかもしれません。自分の子供に向上を求めることは親として当然のことです。しかし、一歩間違えれば目の前の子供を否定してしまうことにもつながってしまいます。

 たけしの平成教育白書を見ました。今は給食費を払わない親が2割近くもいるそうです。幼稚園のお遊戯会では親がワガママを言い子供達は全員が主役の桃太郎を演じる所もあるそうです。うちの子供は茶髪が似合うから認めてほしいとか、子供が寝坊するので先生にモーニングコールを頼んだり、給食費を払っているんだから「いただきます」を言わせるのはおかしいと言う親がいるそうです。

 まず、大人達が子供に信頼されるようにならなければならないのかもしれません。子供が悩んだり迷った時に両親に相談すればなんとかなるという安心感を持ってもらえるようになりたいものです。
2006/11/13 19:15:副さん
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