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▼梶原しげる『口のきき方』

梶原しげる『口のきき方』/
元文化放送アナウンサーでフリーアナウンサー、
現在は心理カウンセラーとしても活躍する著者。

喋り手の立場から、テレビやラジオ、巷の若者に氾濫している
おかしな話し言葉・表現について斬りまくり、
学術的な分析やフォローも添えてあるのですが、
具体例が多いのでサクサクおもしろく読み進むことができます!

アタシ自身は、話すときも書くときも、
正しい言葉と、正しくはないけれどそう表現したほうが伝わる言葉
の中から選んで使っているつもりですが、
つい、この本の中で挙げられているような表現をしてしまうときもあります…。

番組やイベントの進行上使いがちなのは「〜したいと思います」
「思ってりゃいいだろ」と突っ込まれないように(笑)
「〜します」「〜しましょう」「 〜です」とまとめることを心がけていますが、
「〜したいと思います」のほうが丁寧だと勘違いしている人も多いようで、
いただいた原稿に連発、なんてこともよくあるんですよね〜…

ひとの振り見て我が振り直せ。
また、普段なんとなく違和感を持っていた話し言葉が
どうおかしいのかハッキリして、
自信を持って「それを言うなら〜でしょう」と言えるようになります。

喋る仕事人はもちろん、そうでなくとも幅広く活かせる、
みんなに読んでおいてもらいたい1冊!

◆@bk1
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